松の色絵と漢詩を並べた京焼・清水焼の花入れです。 江戸時代に活躍した陶工、尾形乾山の色絵の写しです。 土は工房で独自にブレンドしたものを使っています。 ロクロで成形し、表面を削り、生乾きのうちに白い化粧土を掛けてから素焼き、下絵付け、透明釉をかけて本焼き、最後に赤絵と金彩を施し再度低火度で焼き上げました。 少しグレーがかった陶肌の全体又は部分的に淡いピンクやオレンジがでますが、これは「御本手」（ごほんで）と呼ばれるもので、はんなりとした雰囲気が特徴です。 程よいサイズなのでお正月の花の他に枝ものや身近な花を活けたりと幅広く使えます。 約高さ8センチ 約口径18センチ 【取り扱いについて】 陶器は吸水性、通気性に富み、永く使って頂くほど味わいと風合いが出てきます。 吸水性があるため、水分と共に汚れを吸水したままにしておきますと後日カビが発生する原因になります。ご使用後はきれいな水ですすいだ後、よく乾燥してから御収納下さい。 【作品について】 一つずつ手作りで制作しておりますので、同じシリーズの器でも個体差があります。手作りでの変化をご了承いただけたらと思います。